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Peace of mind

Author:Peace of mind
私たちは、すべての子どもたちが
●安心できる環境で
●自信を持って
●生きる力を自由に発揮できることを願っています。

★子ども自身が自分で感じ、考え、行動できるように
★誰もが生まれ持つ、素晴らしい力を活かせるように
★自分を、他者を尊重できるように
★未来に明るい希望をもてるように
そんな社会にしていくために大人ができることを考えていきたいと思っています。

主要メンバーは、日頃から育児の専門家の方のアドバイスを受けるとともにさまざまな育児講座や心理学講座、ワークショップなどで知識と知恵を培ってきました。
これまでの経験や、新たな学びや気づきから得たことが、育児の悩みを解消するお役にたてれば嬉しいです。
      
NPO法人ピースオブマインド 
http://peaceofmind-j.net/
代表   中栖 久美子
副代表    亀 智美

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”子どものため”という親子関係のズレ

”子どものため”と思ってしていたことが、
実は子どもを追い込んでしまっていた・・


そういうことが多くの家庭で起こっているようです。

追い込まれた状況から、助けて欲しい、と伝えるために
子どもは、問題行動を起こす、親が困ることをするなど
あらゆる方法でSOSを発信します。

そこで、親がそれを”どのように受け取るか”
ということがまず問題になってきます。

子どもの問題として、言い聞かせたり諭したり、叱ったりして
言うことを聞かせよう、正そう、直そうとするのか、
自分自身の子どもへの関わり方、そして
”子どものため”と思っていたその考え方自体に問題があった、
として自分を変えようと動き出すのか。
後者は子どもの欲求(SOS)をそのまま受け止め
満たそうとすることになるので、子どもは
再び安心感や親への信頼を取戻していけるでしょう。

前者は、子どもの思いが全く通じていないので
問題はエスカレートし、もっと困るような、
果ては事件まで発展することもある、ようです。

さて、そのような、子どもを追い込む
”子どものため”と思っていたその考え方ですが、
具体的にはどのような考え方なのでしょうか。

以前こちらのなぜ、子どもの要求を受け止められないのか
という記事で紹介した臨床心理士の長谷川博一先生の著書
『お母さんはしつけをしないで』にこのような記述があります。

(長谷川博一先生は、ご専門が心理療法・犯罪心理(心理学的鑑定)で、
秋田児童連続殺人の加害者の心理鑑定をはじめ池田小や土浦の
無差別殺人の加害者との接見をされてきた方です。)

~ここから引用~
●次の五つの考えを、あなたは手放すことができますか?
1 子どもの将来のために、小さいうちから勉強をさせるべきだ。
2 子どもは努力と忍耐を学び、
 人に迷惑をかけないようにしないといけない。
3 子どもはつねに親や先生など目上の人を敬い、
 言われたことには従うべきだ。
4 人間は泣いたり怒ったりと、
 むやみに感情を出すべきではない。
5 親が子どもの言い分に耳を貸すのは、
 たんなる甘やかしに過ぎない。

~引用おわり お母さんはしつけをしないで 長谷川博一著 草思社より~

なぜ、手放さなければならないのでしょう。

このように親の言うことを聞き、言う通りにしなければ叱る、
というような一般に”しつけ”と言われる関わり方は、
子どもの気持ちを抑え込み、叱られるからと大人(親)の前でだけ
良い子を演じ、抑え込んだ感情は膨らみ、歪み、爆発させてキレる、
そのような子どもを育ててしまうのです。
この本にはその詳細が実例を挙げて書かれています。

また、手放す考え方には他にもこのようなものが
あると思うので挙げておきます。

■子どもの言い分にいちいち耳を貸していたら、
子どもがつけあがる、調子に乗る。

■約束を守らなければ次からは必ず守るように
きちんと言い聞かせなければならない。

■子どもの子どもらしい姿(はしゃぐ・走り回るなど)
や、当たり前の失敗(飲み物をこぼすなど)、そして
好奇心から起こる行動(コップの水で水遊び・親の
さわって欲しくないものをさわるなど)を、
いたずらやわがまま、悪いことと考えていて、
しなくなるまでそのつど叱る、罰を与える。

■少し言ったくらいではきかない子どものせいで、
言うことを聞くようになるまで、
口うるさく何度も言い聞かせなければならない。

これらはすべて、実は”親の問題”なのですが、
”しつけ”として、”子どもの問題”として
子どもを変えようとしている親は多いようです。
そしてそのこと自体が大きな問題なのです。

また、『お母さんはしつけをしないで』には、
このようなしつけの実態調査として、
非行で少年鑑別所に送られた少年についての調査が載っています。

~ここから引用~
ここにも「甘やかし論」を打ち消す結果が読み取れます。
たとえば、「長時間、正座させられて叱られましたか」
の質問項目では、鑑別所少年(男子)の二五.五パーセントが
「あった」と答えたのにたいし、同年齢の一般高校生(男子)は
九.八パーセントにすぎませんでした。
非行少年たちは、一方的に叱られていて、
甘やかされているのではけっしてないということです。
その前年、日本弁護士連合会が、弁護士が扱った少年事件数千例の
聞き取り調査をしていました。ここで浮き彫りにされたのは、
犯罪に走った少年の親ほど「うちは子どもをきびしく育てた」
と答える傾向にあったというものです。
反対に少年のほうが、親のしつけを「虐待だ」と感じており、
親子関係の理解の仕方にズレがあったということです。

~引用おわり お母さんはしつけをしないで 長谷川博一著 草思社より~

また、長谷川先生が全国七大学の学生を対象に調査した結果、
女子の7.6%、男子の3.4%がリストカットの経験があるとの
回答が寄せられ、女子大学生の13人に一人がリストカットをした、
という、これが例外的ではないという結果が示されたそうです。

そうなんです。これは特殊な家庭で起こる、
特殊な出来事ではけっしてないんですよね。

子どもは赤ちゃんの頃から、子どもの欲求を
受け止めきれない、親側の問題を敏感に察して
泣き止まなかったり、かんしゃくを起こしたり、
親を困らせることをしたり、イラつかせたりと、
ありとあらゆる方法で必死にSOSをしています。

それを、わがままだ、悪いことだと子どもの問題にして
更に深刻なものにしているのは、親自身である、と
いうことに気づかないと、と思います。

私たち親は、こうした前例から学び、適切な子どもとの関わりを
新たに学び直し、実践していく必要があるのですよね。

そのことが、子どもはもちろん、親自身をもラクにする、
本当の幸せを実感することに繋がっていくのですよね。

一部しか紹介していませんが、
この本は、お母さんを批判するのでなく、
気持ちに寄り添い、ラクになれるようにと
書かれていますので、未読の方は、
ぜひ読んでみることをおすすめします。
目からウロコなこと、知っておいてよかった、
と思えることがたくさん載っていると思いますよ。

お母さんはしつけをしないで『お母さんはしつけをしないで』
(2005/05)
長谷川 博一

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テーマ: 子育てについて
ジャンル: 育児

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